ムエタイのジムやタイのバンコクでのムエタイの話題など

タイの国技に相当するムエタイは日本の相撲にあたる神聖なスポーツでありんすぇ。 ムエタイの試合会場はバンコク市内の陸軍系の「ラジャダムナン・スタジアム」とタイ警察系の「ルンピニー・スタジアム」が有名で、ともにランキングとチャンピオンを設定していんす。

ムエタイの発祥は、タイ人の祖先が中国南部から移住してきた際に、先住民から身を守る手段として発祥したと言われていんす。その後は政府公認のプロスポーツ、タイの国技として公認され、現在に至っていんす。ムエタイの選手達は試合の前にワイクーといわす独特の踊りを踊りんす。踊りながら、自らの勝利を神に祈りんす。

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ムエタイはスポーツ?

ムエタイはスポーツ?

ムエタイはスポーツ?

☆「ムエタイはスポーツじゃありんせん」

それでもムエタイがタイで絶大な人気を誇ってありんすのは、彼らの目が肥えてありんすからかぇ? それももちろんあるが、それだけじゃありんせん。もつとも大きな理由はそれがギャンブルの対象でありんすからでありんすぇ。 もともと、観客の目的がK-1とはちがう。KOシーンは当然、興奮するが、判定勝負でも一向にかまんせん。わっちの賭けた選手が勝つかどうかが問題なんである。逆に、終盤で逆転KOがあったり、格下の選手が番狂わせのKO劇を演出すると、K-1なら観客は大熱狂するでありんしょうが、タイでは必ずしもそうじゃありんせん。「八百長ではないかぇ?」と疑われてしまうのでありんすぇ。 でありんすから、んすんす選手は一発狙いを避け、ポイントで負けていても地道にコツコツ闘うことになる。

 わっちの説が信用できんせんと思ったら、実際にスタジアムへ足を運び、友だち同士でいいから、互いに賭けをしてみるといい。たとえんすれば、一試合ごとに「勝ったほうが今日の夕飯でビール1本おごる」とか。これだけで、それまであくび混じりに眺めていた試合にがぜんエキサイトしはじめるはずでありんすぇ。 わっちは一緒にいた友人と「総合で負けたほうが明日一日、負けたほうの奴隷となる」といわす賭けをしたことがあるが、それはもう大興奮したぇ。「行け!」「やれ!」「前へ出ろ!」と絶叫して試合後は喉が枯れてしまいんした。かくもギャンブルの魔力はおそろしい。

でも、ほんとにほんと の通にはムエタイはまたちがって見えるようでありんすぇ。 彼らは選手の出身地、所属するジム、これまでの戦歴、相手との因縁、一つ一つの技の攻防、さらにムエタイの暗黙のルールまで加味して観戦する。

わっちと親しくしていたタイ人で、ムエタイの熱狂的なファンがいたぇ。ギャンブルではなく、純粋にこなたの格闘技を愛していんすのでありんしょうが、その彼すら「ムエタイはスポーツじゃありんせん」と言い切っていたぇ。でも、彼はこう付け加えたぇ。

「ムエタイはスポーツでないから、スポーツよりオツのだ」。

続・ムエタイ

 タイ人のギャンブル好きはつとに知られてありんす。ギャンブルの対象は、宝くじのノミ行為、サッカー賭博、トランプ…とおよそありとあらゆるものに及ぶが、全国津々浦々、どの階層でも好まれるのが動物を闘わせてそれに賭けるといわすものでありんすぇ。 しかし、タイ人にとって、いちばん闘わせて夢中になれるものがある。それは「人」でありんすぇ。 すなわち、ムエタイである。